規格の変遷

水道用鉄蓋

JWWA B 105 水道用消火セン鉄フタ

1956.10.4制定
制定要点:地下式消火セン鉄フタ(フタ及びワク)について規定、鉄フタの材料はJIS G 5501の2種以上と、塗料はJIS K 2406と規定。
1966.3.31改正
改正要点:使用する鉄フタの種類と設置される消火センの種類を明記し、塗料規格をJIS K 2406からJIS K 2473に変更するとともに、フタの厚さを強度を勘案して1号フタは22mm、2号フタは24mmと改正。また、重量許容差を削除した。
1998.4.7廃止
廃止理由:材質を含めて鉄蓋としての技術的要件に適合しなくなったことから、JWWA B 132とJWWA B 133とに盛り込み、平成10年3月30日に整理統合したため。

JWWA B 106 水道用制水弁鉄フタ

1956.10.4制定
制定要点:呼び径500以上の制水弁鋳鉄フタについて規定、鉄フタの材料はJIS G 5501の2種以上と、塗料はJIS K 2406と定めた。
1965.8.30改正
改正要点:使用する鉄フタの種類と設置される制水弁の種類を明記し、塗料規格をJIS K 2406からJIS K 2473に変更するとともに、フタの厚さを強度を勘案して15mmから17mmと改正。また、鉄フタの高さを安定性を考慮して150mmから200mmに変更。
1998.4.7廃止
廃止理由:材質を含めて鉄蓋としての技術的要件に適合しなくなったことから、JWWA B 132とJWWA B 133とに盛り込み、平成10年3月30日に整理統合したため

JWWA B 112 水道用空気弁鉄フタ

1965.8.30制定
制定趣旨:昭和35年10月名古屋市開催の第29回日本水道協会総会において規格化の提案があり、フタの取付けが落し込みのものを採用。種類は単口空気弁用の1号、双口空気弁用の2号について規定。鉄フタの材料はJIS G 5501の2種(FC15)、塗料はJIS K 2473(加工タール)。
1998.4.7廃止
廃止理由:材質を含めて鉄蓋としての技術的要件に適合しなくなったことから、JWWA B 132とJWWA B 133とに盛り込み、平成10年3月30日に整理統合したため。

JWWA B 132 水道用丸形鉄蓋

1998.3.30制定
制定趣旨:鉄蓋関連の規格は、用途別にJWWA B 105、JWWA B 106、JWWA B 112が規定されていたが、鋳鉄材料及び構造が技術的要件に適合しなくなった。また、平成5年11月に車両制限令及び道路構造令が改正されたことを機に、見直しの要望があったことから、改正作業を行った。
制定要点:用途別の3規格を形状別として円形鉄蓋とした。
(1)材料をダクタイル鋳鉄製とした。
(2)蓋の表面に表示される模様や用途の文字は、規定しない。
(3)自動車荷重25トンを考慮した。
(4)蓋と受枠とのがたつき防止のため急勾配受けとした。
2007.3.28改正
制定趣旨:平成14年の道路橋示方書の改正されたことと、自治体から高機能を持つ鉄蓋を採用する場合の判断材料となるような規定への見直し要望があったことから、改正作業を行った。
制定要点:
(1)高機能を持つ鉄蓋の採用を検討する場合に判断材料となるよう、附属書A~Eを参考として記載した。
(2)蓋のがたつき防止性を追加した。
(3)平成14年の道路橋示方書の改正に準拠し、たわみの計算に用いる活荷重の値を変更した。
(4)寸法の許容差を変更した。

JWWA B 133 水道用角形鉄蓋

1998.3.30制定
制定趣旨:鉄蓋関連の規格は、用途別にJWWA B 105、JWWA B 106、JWWA B 112が規定されていたが、鋳鉄材料及び構造が技術的要件に適合しなくなった。また、平成5年11月に車両制限令及び道路構造令が改正されたことを機に、見直しの要望があったことから、改正作業を行った。
制定要点:用途別の3規格を形状別として角形鉄蓋とした。
(1)材料をダクタイル鋳鉄製とした。
(2)蓋の表面に表示される模様や用途の文字は、規定しない。
(3)自動車荷重25トンを考慮した。
(4)蓋と受枠とのがたつき防止のため急勾配受けとした。
2007.3.28改正
制定趣旨:平成14年の道路橋示方書の改正されたことと、自治体から高機能を持つ鉄蓋を採用する場合の判断材料となるような規定への見直し要望があったことから、改正作業を行った。
制定要点:
(1)高機能を持つ鉄蓋の採用を検討する場合に判断材料となるよう、附属書A~Eを参考として記載した。
(2)蓋のがたつき防止性を追加した。
(3)平成14年の道路橋示方書の改正に準拠し、たわみの計算に用いる活荷重の値を変更した。
(4)寸法の許容差を変更した。

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